未来家計譚

高卒 ✕ 地方会社員でもできたリアル家計管理術

ライフスタイル

500円のコーヒーは浪費か投資か?スタバで学ぶ金融リテラシー

「コーヒー1杯に500円以上払う価値はあるのか?」 答えは、家計簿の“支出”欄だけを見つめていては、決して見えてきません。お金は単なる数字ではなく、価値と交換する“ツール”です。交換・価値保存・価値尺度という3つの機能を持つ──その基本に立ち返ると、5…

通帳には記されない“感情の利息”

毎年お盆になると、メタセコイア並木を抜けた先に佇む、会社所有の別荘へと足を運ぶ──それが、わが家の夏の儀式でした。だが今年は違う。ブレインフォグ療養中の身体は、無理をすれば必ずその代償を払わされます。私はあえてその恒例を断ち切った。これは“諦…

セールの波に溺れて──不労所得への道を阻む罠

楽天とAmazon──ふたつの巨人が繰り出すセールの波に、私は抗えませんでした。連日のように届くダンボールが玄関を埋め、やがて妻の視線が鋭くなります。「これは…買いすぎやない?」──その瞬間、わが家の“監査役”が動きました。 私は潔くマネーフォワードを…

命を潤す一滴、アカヤの水という奇跡

滋賀県・高島市マキノ町。そこにひっそりと湧き出る、知る人ぞ知る名水──アカヤの水。 ある日、会社が所有する別荘を利用した帰り道。何気なくハンドルを切って立ち寄ったのが、この湧き水でした。気まぐれの寄り道が、私の人生にとって“かけがえのない場所”…

流れる水に、日常を預けて──滋賀・長浜“公営プール”という名の夏のオアシス

「水の中で、時間を忘れる──。」滋賀・長浜、真夏のリトリート体験。 他府県ナンバーの車も並ぶ、滋賀県長浜市の市民プール。その人気の理由は、単なる“市民プール”の枠にとどまらない、圧倒的な“体験価値”にあります。 まず注目すべきは、中学生までの子ど…

朝という名の贅沢──焼き立ての香りと、静寂のひとときに浸る

休日の朝。少しだけ早起きして、リビングにやわらかなボサノヴァをサウンドバーで流す。それは、まだ世界が完全に目を覚ます前の、静かで研ぎ澄まされた時間。 前夜にセットしたホームベーカリーが、朝陽とともにパンを焼き上げる。ふわりと立ち上る香ばしい…

40代の断酒がもたらした5つの変化──健康・美容・家計・人間関係・自分自身

2024年10月。私は、ある選択を迫られました。 コロナ後遺症の治療薬──その“相棒”との相性の問題で、それまで習慣になっていた酒を、断たなければならなかったのです。 正直に言えば、すぐに割り切れるほど私は強くありませんでした。毎晩の晩酌は、私にとっ…