未来を変えるのは、情報を待つのではなく、行動を起こす一歩です。
投資は知識や経験だけでは始まりません。
市場に現れる“好機の瞬間”を掴み取るために、私は投資用不動産サイトの「楽待」が運営するスマホアプリを武器に動き出しました。
投資は、準備を整えた者にのみ微笑みます。
私はいま、アプリに登録し、希望する投資用不動産が市場に現れるたび通知が届く仕組みを整えました。通知のエリアはもちろん、私が業務を通じて肌で感じてきた“需要の鼓動”が響く場所です。もしそこに投資案件が姿を現せば──それは即座に購入候補へと変わります。また、自社の不動産売買部署にも声をかけ、公開前の情報を仕入れる手段も持ち合わせています。
ただし、私は不動産会社に身を置きながらも、投資家としての売買経験はゼロに等しいのです。私が日々向き合ってきたのは「売買成立後」、すなわち新たなオーナーに寄り添い、安定運営を提案する立場だからです。だからこそ、初めて自ら投資家の立場に立つことには、畏怖と高揚の両方があります。
現状の貯蓄ではキャッシュ購入は難しい。銀行融資が不可欠です。しかし幸運にも、私のメインバンクは不動産担保ローンで不動産投資家への豊富な実績を持ち、しかもWeb上で手続きが完結する先進性を備えています。果たして私に融資が下りるのか──不安はあります。しかし購入後の安定運営については、自信があります。オーナーを支えてきた現場経験が、確かな裏付けになると確信しているからです。
そして、これは単なる資産形成ではありません。ブレインフォグという目に見えないリスクが、私の収入基盤を揺らしているのです。給与減額という現実的なリスクに備えるため、副収入の柱を立てることはもはや「選択肢」ではなく「必然」なのです。妻をも巻き込み、家族とともに資産を守り、未来を創り出す覚悟です。
不動産投資の一連の流れを確認し、未知の部分を一つひとつ補完していく。やがて保有物件を積み重ね、キャッシュフローが雪だるまのように膨らんでいく感覚──それを早くこの手で掴みたいと願うのです。
ブレインフォグという見えない霧の先に、もう一つの収入の柱を築く──それが、私と家族の未来を守る現物資産となるのです。
